11540kHzは24日は何も出てこなかった。三日間だけのテスト放送で終わったのか。正体不明である。
1300代の9950kHz、日曜日はノイズジャミングが出ている、かなりノイジーな受信状態である。411週最後の番組である。拉致問題インフォメーションは4月28日ワシントンDCでの首脳会談で、北朝鮮に関する部分の話。続いて5月5日にNYで開催されたシンポジウムでの山谷拉致問題担当大臣の基調講演の内容が日本語訳で紹介されている。この講演はすべて英語で行われ、また生中継されるはずだったが、中継トラブルで、ほかの基調講演もすべて聞くことができなかった。
ニュース解説は「日朝平壌宣言と小泉総理訪朝の意義を強調した平壌放送の論説について」、これは5月10日の平壌放送で流れた論説についての解説である。この中で平壌放送は外国向け放送で、北朝鮮では聞くことのできない放送である、したがってこの論評は日本に向けたものであると解説している。
朝鮮語今週の一曲は2001年のヒット曲、矢井田瞳のMy Sweet Darlin' 、この曲は2011年5月に登場して以来。日本語は1962年のヒット曲、ダニー飯田とパラダイスキングの「電話でキッス」。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、Pipジャミングが出ているが弱い、受信状態は良好である。日曜日は日本語放送から、先週と同じ番組である。5月3日に開催された、ロサンゼルスしおかぜの集いについて、特定失踪者問題調査会が海外で集会を行ったのは初めてである。
当日収録した拉致被害者家族などからのメッセージが出ている。まず1977年拉致された横田めぐみさんの弟横田拓哉さんからのメッセージ、続いて1968年失踪した水島慎一さんの親戚水島一郎さんからのメッセージ。1961年家族とともに北にわたり、2007年に脱北した一人、木下公一さんから。山本美保さんの妹森本美沙さんから、拉致議連会長代行渡辺議員のメッセージが放送された。
ニューヨークでの国際シンポジウムについて、これが5月5日に開催されたが、事前に北朝鮮は脅しをかけており、もし当日会場の押しかけてきたら、発言させようとまでしていたが、結局誰も姿を現すことはなかった。あれこれ言うことだけはするが、実際には何もできないことの表れでもある。
救出への道コーナーでは、先月訪朝するジャーナリストに託した増元照明さんの手紙の内容が紹介されている。実際には持参することはなかった。後半1400は朝鮮語放送が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、のはずだが、パラオからの送信が出てこない、激しいジャミングのみが聞こえている。この時間11955kHzも一瞬停波したりしているようだ。1436に復帰、しかし日本語ではない、パラオにしては珍しいペルシャ語に聞こえる。こんな時間パラオからペルシャ語の放送なんてあったっけ?、1439:37日本語に切り替わった。
ふるさとの声の途中から出てきた、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年3月29日、4月7日、18日、27日、5月6日、15日と同じ内容である。