2015年05月12日

5月11日ふるさとの風

今日5月11日で通算510週目の放送のはず、1300代の9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送、まず拉致問題インフォメーションから、4月26日「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」が開催された。安倍総理と山谷拉致担当大臣の挨拶が出ている。
「国民大集会にあたりまして、内閣総理大臣として、御挨拶を申し上げます。言うまでもなく、安倍政権にとりまして、拉致問題の解決は最重要課題であります。このことは北朝鮮側には繰り返し伝え、交渉を進めておりますが、現在までのところ、北朝鮮側から拉致被害者について具体的な情報を含む調査結果は出てきておりません。この交渉にあたりましては、当然拉致問題を最優先で交渉していくことを、お約束申し上げます。
 先月、政府として、『対話と圧力』の基本方針の下、我が国が独自に行っております、対北朝鮮措置の延長を閣議決定いたしました。全ての拉致被害者を取り戻すため、引き続き、北朝鮮が調査を迅速に行い、その結果を速やかに、かつ、正直に通報することを、今後も強く求めてまいります。
 また、問題の解決には国際社会としっかりとした連携を取りながら、北朝鮮に対し、圧力を掛けていくことが必要であります。昨年12月に、国連安全保障理事会で初めて、人権状況を含む北朝鮮の状況が議題として採択され、拉致問題を含む包括的な議論が行われました。先月末には、国連人権理事会において、我が国とEUとの共同提出により、安保理がこの問題に、継続的かつ積極的に関与することを期待する旨を明言した北朝鮮人権状況決議が採択される等、国際社会では拉致問題の解決を求める機運がこれまでになく高まっております。こうした機運を盛り上げるために、家族会の皆様、そして多くの国民の皆様が、世界に働き掛けをしていただいたことを御礼申し上げたい。このように思います。
 大切なことは、『拉致問題を解決しなければ、北朝鮮がその未来を描いていくことができない。』ということを、北朝鮮にしっかりと理解させていくことが大切であります。その認識の下、北朝鮮は直ちに拉致被害者全員を日本に返すべきである。そのことを改めて強調したい。このように思います。拉致被害者の日本への帰国なくして、拉致問題の解決はない訳であります。
 先日、御家族の皆様とお会いをいたしました。皆様が御高齢になる中、改めて解決に向けての切なる思いに触れました。『一刻の猶予も許されない』との思いを、改めて強くしたところであります。全ての拉致被害者が速やかに日本の土を踏むという結果を実現するために、あらゆる手段を尽くしてまいります。縷々困難はありますが、御家族のそして被害者の方々と、皆様が抱き合う日が訪れるまで私の使命は終わりません。日朝平壌宣言に基づき諸懸案を包括的に解決すべく、『対話と圧力』、『行動対行動』の原則を貫き、引き続き全力を尽くしてまいります。
 我々は、拉致被害者、そして御家族の皆様と常に共にある。この想いをしっかりと胸に刻みながら、解決に向けて全力を尽くしていくことをお約束を申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。皆さん一緒に頑張ってまいりましょう。ありがとうございました。」

ニュース解説は「北朝鮮の弾道ミサイルの水中試験発射について」、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM=Submarine Launched Ballistic Missile)の水中発射実験を行った。解説では触れなれていないが、この発射テストスチール写真が合成されたものであることが判明しています。またもや見栄っ張り北朝鮮の一断面が出てきた。
今週の一曲は朝鮮語は1990年のヒット曲高野寛の「虹の都へ」これは3年ぶりの登場、日本語放送は1967年のヒット曲森山良子の「この広い野原いっぱい」、2011年11月以来の登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングはない、八俣の電波も強く、受信状態は良好である。月曜日は公開されている失踪者並びに拉致被害者の氏名読み上げである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この周波数もジャミングはない、受信状態は極めて良好である。11日月曜日はこの時間も1330と同じ番組が出てきた。
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