2015年05月09日

5月8日ふるさとの風

8日の1300代、9950kHzは若干ジャミングがあるものの、台湾からの信号は強くあまり影響はない。概ね受信状態は良好である。しかし後半1330の日本語放送は変調の浅い状態となり音量が小さい。かなり聞きづらい。拉致問題インフォメーションは4月14・15日ドイツで開催のG7外相会議共同コミュニケから北朝鮮関連部分の解説、日本人拉致問題を含む人権侵害に直ちに対処するよう北朝鮮に求めたとする内容。ニュース解説は金正恩がロシアを訪問しないことについて。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ。お兄さん石岡明さんからの2015年3月の手紙が代読されている。今週の一曲は朝鮮語は中村あゆみの「ともだち」、この曲は2011、2012年にも登場している。日本語は1978年のヒット曲千昌夫の「北国の春」、2011年以来久々の登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、早くからPipジャミングが出てきたが、八俣の信号はそれをはるかにしのぐ強さである。S9+40dBと極めて強い。金曜日は朝鮮語放送が一時間出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえないが同波のFSK波が結構強い、聞き取りは十分可能である。懐かしい日本の歌は「たなばたさま」で始まった。 拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2014年1月21日のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。スマホの普及、高齢化社会になったことなどが紹介されている。今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、昨日と同じ曲である、それもそのはず、同じ内容でまた9日毎のローテーションで出ているからだ。最後の周波数アナウンスは差し替えられている。この番組は2015年4月9日、20日、29日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間もジャミングはないがFSK波が結構強い。1430と同じ番組が出ている。今日の一曲は二日続けて同じ狩人の「あずさ2号」である。

1600の「しおかぜ」はまだ5985kHz、この時間の受信状態を良くしようとする意思は全くないようだ。連日激しい混信で、受信状態は悪い。ほぼ互角の勝負で推移している。

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