2015年05月01日

China Tibet PBS on 9500

どこへ出てきてもおかしくない中国の放送、このところ連日激しい動きを見せているのが「中国西蔵人民広播電台」のチベット語放送である。
4月25日のネパール巨大地震を境に、6MHz帯の周波数が聞こえなくなっている。これと入れ替わるかのように9~13MHz帯へチベット語が出てきた。

7385kHzが確認できないの?でいろいろ探していたが、ようやく発見できた。なんとこれもCNR1と同じ9500kHzに隠れていた。11935kHzが終了した後ここへQSYしていた。
こうしてみると、予定していた周波数変更が、たまたま地震発生と重なったということかもしれない。すぐに新しい周波数へ出られなかったのは地震による停電が発生しており、その影響も考えられるが、本当のことは知らない。
これまでも書いてきたが、一連の新周波数のうち、13710kHzは、地震発生よりも前から出ていたということから、予定していた周波数変更ではないかということである。ちなみに13710kHzは4月25日地震発生時間帯も電波は出ていた。

CNR 1 Emergency Broadcast
9800 kHz 24H CNR1

China Tibet PBS in Tibetan
4905 2050-1805
6130 2050-1805
7255 2050-0057, 0958-1805 (=9490)
7385 2052-0157, 1058-1805 (= ?)
9490 0058-0957 (=7255)
9500 2050-0157, 1258-1805 (=11935)
9590 2050-0057, 1058-1805 (=13710)
11935 0158-1257 (=9500)
12000 2050-1805
13710 0058-1057 (=9590)

5月1日のBulgarian DXで初めて報告が出た。周波数は問題ないが、送信ビームについては日本で一番強力に聞こえる13710kHzが220°としている。
12000kHzについては全時間出ていることから6200kHzの代わりだろうが、これが今まで日本では強く受信できていた。こちらで勝手に推定した送信ビームは既にリストに載せているとおりである。

しかし1日も1200代7385kHzは弱いながらも西蔵語が聞こえている。11935、12000、9590、7255、6160、4905kHzの7波が出ている。
これは30日2300UTCのも確認したが。9500と7385kHzはどちらも出ていた。したがって1100前に7385kHzへQSYする周波数がどこかに出ていそうだ。

Posted by Hiroshi at 11:30│Comments(0)Taiwan/China
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