4月30日、1300の9950kHzは今日も強力かつジャミングは全くなし、クリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションは「国際シンポジウム」開催の告知でその模様は短波放送で生中継される。北朝鮮の時間で5月5日2300から6日午前1時まで周波数9910kHzで中継される。
ニュース解説は「米韓原子力協定の改定について」、交渉の裏でウラン濃縮をしていることなどから長期間要したことを述べている。非核化については南北とも約束を守ったことがないと。
拉致問題解説は「北朝鮮による日本人拉致問題」パンフレットから、平成25年4月の『拉致問題の解決に向けた日本政府の方針と具体的で策』について。
方針
北朝鮮による拉致問題は我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の重要課題である。政府としては、拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ないとの方針を堅持し、拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす。また拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引き渡しを引き続き追及していく。
具体的施策
上記方針の下、各閣僚は、本部長、副本部長を中心に連携を密にし、以下の8項目について、それぞれの責任分野において全力を尽くす。
➀早期の解決に向けた北朝鮮側の行動を引き出すため、更なる対応措置について検討するとともに、現行法制度の下での厳格な法執行を推進する。
➁日朝政府間協議を始め、あらゆる機会を捉え、北朝鮮側による拉致問題の解決に向けた具体的な行動への継続した強い要求を行う。
➂拉致被害者および北朝鮮情勢にかかわる情報収集・分析・管理を強化する。
➃拉致の可能性を排除できない事案にかかわる捜査・調査を徹底するとともに、拉致実行犯にかかわる国際捜査を含む捜査等を継続する。
➄拉致問題を決して風化させないとの決意を新たにし、教育現場を含む国内地域各層及び各種国際場裡における様々な場を活用して、内外世論の啓発を一層強化する。
➅米国、韓国をはじめとする関係各国との緊密な連携及び国連をはじめとする多国間の協議を通して、国際的な協調をさらに強化する。
➆拉致被害者家族等へのきめ細やかな対応、既帰国拉致被害者に対する支援の継続及び今後の拉致被害者帰国に向けた準備に遺漏なきを期する。
➇その他拉致問題の顔血に資するあらゆる方策を検討する。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの本間勝さんから2015年3月2日の収録。今週の一曲は朝鮮語はZIGGY-gloria、日本語放送は1977年のヒット曲、尾崎亜美 マイ・ピュア・レディである。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、27日に周波数変更して4日目にしてPipジャミングが出てきた。1313:50に強烈なジャミングを出してきた。しかし八俣の電波はそれお上回る強さ、それほどの影響はない。30日木曜日は英語放送である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、出ていないようだ、この時間もパラオからの電波は強力で受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2015年4月1日、11日、21日と同じ内容である。