2015年04月28日

4月27日「しおかぜ」周波数変更

今週で通算408週目の番組、1300代の9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションは、北朝鮮人権侵害に関する国際シンポジウム開催の案内で、短波放送で生中継する。北朝鮮の時間で5月5日2300から午前1時まで周波数9910kHzで中継される。
ニュース解説は「米韓原子力協定の改定について」、交渉の裏でウラン濃縮をしていることなどから超期間要したことを述べている。非核化については南北とも約束を守ったことがないと。
拉致問題解説は「北朝鮮による日本人拉致問題」パンフレットから『拉致問題の解決に向けた日本政府の方針と具体的で策』
方針
北朝鮮による拉致問題は我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の重要課題である。政府としては、拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ないとの方針を堅持し、拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす。また拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引き渡しを引き続き追及していく。
具体的施策
上記方針の下、各閣僚は、本部v法、副本部長を中心に連携を密にし、以下の8項目について、それぞれの責任分野において全力を尽くす。
①早期の解決に向けた北朝鮮側の行動を引き出すため、更なる対応措置について検討するとともに、現行法制度の下での厳格な法執行を推進する。
➁日朝政府間協議を始め、あらゆる機会を捉え、北朝鮮側による拉致問題の解決に向けた具体的な行動への継続した強い要求を行う。
➂拉致被害者および北朝鮮情勢にかかる情報収集・分析・管理を強化する。
④拉致の可能性を排除できない事案にかかる捜査・調査を徹底するとともに、拉致実行犯にかかる国際捜査を含む捜査等を継続する。
⑤拉致問題を決して風化させないとの決意を新たにし、教育現場を含む国内地域各層及び各種国際場裡における様々な場を活用して、内外世論の啓発を一層強化する。
⑥米国、韓国をはじめとする関係各国との緊密な連携及び国連をはじめとする多国間の協議を通して、国際的な協調をさらに強化する。
⑦拉致被害者家族等へのきめ細やかな対応、既帰国拉致被害者に対する支援の継続及び今後の拉致被害者帰国に向けた準備に遺漏なきを期する。
⑧その他拉致問題の顔血に資するあらゆる方策を検討する。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの本間勝さんから2015年3月2日の収録。今週の一曲は1977年のヒット曲、尾崎亜美 マイ・ピュア・レディ 、2011年以来久しぶりに出てきた。

1330の「しおかぜ」は今日27日に周波数変更された。当然ジャミングは全くない、同波のミャンマーも弱くローカル局並の受信状態である。このクリアーな状態がいつまで続くか。月曜日は公開されている失踪者と拉致被害者の氏名生年月日が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信はやや弱め、ジャミングはない、同波のFSK波が気になる程度である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年3月29日、4月7日、18日と同じ内容である。先回は11日前に放送された番組、今回は9日前と同じである。
1600の「しおかぜ」はこれまで通り5985kHzに出てきた。「しおかぜ」の八俣中継が始まって、いつも同時に変更されてきたが、一方の周波数が変更されなかったのは今回が初めてではないか。
これで2回の放送とも同じ周波数という、放送始まって以来の珍現象が起きた。せめてCRIの混信から逃れるかと思ったが、それもかなわなかった。
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