2015年04月22日

4月21日ふるさとの風

21日1300代の9950kHzは強力に入感している。ジャミングは全くない、この時間出ている9965kHzのパラオと肩を並べている。拉致問題インフォメーションは、4月3日、首相官邸での安倍総理と拉致被害者との面会について総理の発言が出ている。北朝鮮からの抗議についても全く受け入れることはできないと決意を述べている。
日本政府主催国際シンポジウムの短波ラジオ放送実施についての案内が出ている。5月5日火曜日「北朝鮮による拉致を含む人権侵害に関する国際シンポジウム」がニューヨークで開催される、この模様がまた短波で生中継されることになった。
放送は5月5日、1400-1600の2時間、周波数は9910kHzが予定されている。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。ふるさとの声は曽我みよしさんへ、ひとみさんからのメッセージがそれぞれ朝鮮語と日本語で出ている、2015年2月の収録である。
今週の一曲は1976年のヒット曲伊藤咲子の「きみ可愛いね」、2011年以降幾度となく登場している曲である。朝鮮語は曲名が聞き取れない。
1355からピヨピヨジャミングが出てくるが、これは1400開始のRFAベトナム語への妨害用。ベトナムは宗教番組も含めベトナム向け言語全てにジャミングをかけている。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、5kHz下のジャミングも強いが、八俣からの電波もそれ以上に強い。受信状態は概ね良好である。火曜日は中国語と朝鮮語の放送である。失踪者の氏名読み上げが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえないがFSK波が強い。この時間もパラオからの電波は強力で受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2015年4月1日、11日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、1430同様ジャミングはないがFSK波が結構強い。聞き取りはできるが、受信状態は悪い。

1600の「しおかぜ」は5985kHz、21日は八俣の電波が優っているようだ、ほぼCRIを片隅に追いやった感がある。
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