1300の9950kHzはジャミングもなく受信状態は極めて良好である。朝鮮語、日本語放送ともに毎日同じ番組の繰り返しである。拉致問題解説は北朝鮮による日本人拉致問題パンフレットから、拉致問題の解決に向けた日本政府の姿勢と取組体制について。
「日本政府は、総理大臣を本部長、拉致問題担当大臣、内閣官房長官及び外務大臣を副本部長とし、すべての国務大臣を構成員とする拉致問題対策本部を設置しています。対策本部においては、拉致問題に関する対応を協議し、同問題の解決のための戦略的取り組み及び総合的対策を推進しています。
拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、その解決なくして日朝の国交正常化はあり得ません。
日本政府は、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、全力を尽くします。」という内容である。
今週の一曲は、朝鮮語は槇原敬之「どんなときも」、これは初登場だ。日本語は1972年にヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」である。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングの中、八俣の電波は強力に届いている。18日土曜日は朝鮮語から、後半1400は日本語放送、北朝鮮工作員の活動がますます活発になっていることから。工作活動と拉致被害者に関する資料を作成、4月17日の記者会見で公開したこと。
拉致問題の署名活動について、これまで集められた署名用紙の一部を、体育館に敷き詰め、改めて署名の多さに注目したこと。新しい航空母艦の就役について、これでいざというときに拉致被害者救出に現実味が帯びてきたことを述べている。
自由北朝鮮放送の報道として、船舶での武器輸送が検閲で厳しくなり、北朝鮮がアフリカ諸国で直接武器工場を建設していることなど。
救出への道コーナーは安倍総理と拉致被害者家族との面会について。日本国民全員で北朝鮮と対峙しなければならないと強調している。1422:27に「日本政府からのメッセージ」が出ている、5月5日、ニューヨークで開催されるシンポジウムについてのメッセージである。この後スケジュール紹介では1330からは5985、6020、6135kHzのいずれか、1600は5985、6090、6165kHzのいずれかを使用とアナウンスが出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信はやや弱め、ジャミングはない、同波のFSK波が気になる程度である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年3月29日、4月7日と同じ内容である。昨日同様11日前に放送された番組が出ている。