2015年04月15日

4月14日ふるさとの風

昨日に続き1300代の9950kHzはジャミングは聞こえない、受信状態は良い。拉致問題インフォメーションは3月31日の定例記者会見で、対北朝鮮政策について菅官房長官の発言から。同じく山谷拉致担当大臣から5月開催のワシントンでの会談やニューヨークでのシンポジウムについての案内。
ニュース解説は「4月9日最高人民会議開催」について、核開発は放棄しないという立場を維持している。この時1338にかなり強いPipジャミングが出てきた。拉致問題解説は北朝鮮による日本人拉致問題パンフレットから「拉致問題の解決に向けた日本政府の姿勢と取組体制について。」
今週の一曲は、朝鮮語は槇原敬之「どんなときも」、これは初登場だ。日本語は1972年にヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」である。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、5kHz下のスーパージャミングがうるさいが、下側カットで切り抜ける。受信状態は概ね良好である。火曜日は中国語と朝鮮語の番組が出ている。6015kHzのジャミングと6020kHzがほぼ同じレベルで入感している。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、9950kHzから移動してきたPipジャミングがやけに強い、懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。 拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2014年12月13日「北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録された新しい内容である。
1439にPipジャミングが停波、、いつものようにクリアーに聞こえるようになったが2分後に再開。お兄さん本田勝さんからのメッセージは2014年2月収録で以前と同じ。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。
続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。 今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、メッセージの一つが変更されたのみであとはすべて同じソース。この番組は2015年4月4日と同じ内容である。
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