2015年04月03日

4月2日「しおかぜ」

1300代の9950kHz、ジャミングもなくクリアーな状態で始まったが、1306:13に強力なPipジャミングが出てきた。1kHzの強烈な断続音である。気候が変わり幾分電力事情もよくなったのか若干停波する時間が短くなったか。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、弱いノイズジャミングが出ているようだが全く影響はない。八俣の電波は今日も強力である。木曜日は英語放送である。1355:20と1425:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの電波はそれなりに強い、Pipジャミングが強くかなりうるさい。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。このあと斎藤文代さんから、2014年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録した新しいメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2015年3月15日、24日と同じ内容である。一部メッセージを入れ替えた新しい内容である。曲の組み合わせは従来と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、いつもの強さはないが混信もなく受信状態は良好である。この時間同じパラオから9930kHzではTOMが出ており同じ強さで聞こえている。

1600の「しおかぜ」は5985kHz、八俣の電波も強いが、CRIも負けじと粘っている。どちらも互角の勝負である。1330と同じ英語放送が出ている。一ヶ月はこのままの状態が続くのだろう。
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