2015年03月25日

3月24日ふるさとの風

1300の9950kHzはめずらしく強烈なPipジャミングに見舞われている。約1700Hzのピップ音がやけに強い、9950kHzを中心に上下30kHzと広帯域にまきちらしている。かなり聞きづらい。
拉致問題インフォメーション、ニュース解説、ふるさとの声と続く。
今週の一曲は朝鮮語はZooのChoo Choo Train、これは初登場だ。日本語放送は1969年のヒット曲ビリー・バンバンの「白いブランコ」、昨年9月にも登場している。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、こちらもPipジャミングが出ている、約1000Hzのピップ音である。しかし八俣の電波は強力で、ほとんど影響はない。
24日火曜日は中国語から、後半1400は朝鮮語、失踪者の氏名読み上げが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの電波はそれなりに強い、Pipジャミングも消え、受信状態は良い。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。このあと斎藤文代さんから、2014年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録した新しいメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は3月15日と同じ内容である。一部メッセージを入れ替えた新しい内容である。曲の組み合わせは従来と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは全くない、聞こえない。パラオの電波は強く受信状態は良好である。1430と同じ番組、この時間も9日ごとのローテーションで同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、開始時はジャミングもなくローカル局並の強さで入感している。1605にPipジャミングが出てきたがあまり影響はない。ジャミングは1659:45に止まっている。
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