2015年03月17日

3月16日ふるさとの風

今日からまた新しい番組が一週間続く、通算402週目の番組。1300代の9950kHzは今日も強力である。受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションに次いでニュース解説は「シャーマン国務次官の演説」について。
拉致問題解説は、田中実さんについて。1978年6月神戸市内の飲食店から、在日朝鮮人の手引きによって北朝鮮へ拉致された。北朝鮮は入国なしと握りつぶしている。
ふるさとの声は、有本恵子さんへ、お父さんの有本明弘さんからのメッセージ、昨年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録された。
今週の一曲は、朝鮮語はフィンガー5の「個人授業」、日本語は1975年のヒット曲、野口五郎の「私鉄沿線」、これも初登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、16日はスーパージャミングはないが、この周波数へのジャミングはノイズタイプが出ている。しかし八俣の電波は強く受信状態は良好である。月曜日は拉致被害者失踪者の氏名生年月日、失踪年月日の読み上げが出ている。1425:38に「日本政府からのメッセージ」が出ている。すべて再放送のため、メッセージも古いままである。終了後ミャンマー放送がよく聞こえている。

1430の「故郷の風は9960kHz、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2014年12月収録のメッセージが出ている。 メッセージ内容が先週から新しい内容になった。36年前のカセットテープが発見され、肉声を聞くことができたことなど。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人松永雅子さんからのメッセージは2014年10月の収録、結婚式でのお祝スピーチを録音したテープが見つかりちょっとした話題に、36年前のるみ子さんの声を聴くことができた。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

この番組は2015年3月7日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングはない、八俣の信号も強く受信状態は良好である。1330の5985kHzと同じ番組、失踪者・拉致被害者失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
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