2015年03月11日

3月10日ふるさとの風

昨日に続き1300代の9950kHz台湾送信はクリアーに聞こえている。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送である。拉致問題インフォメーションは先週の続きと言いたいが最初の項はダブっている、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」Q&Aからが出ている。
ニュース解説は「崔竜海(チェ・リョンヘ)氏の降格について」、朝鮮労働党中央政治局常務委員から、ただの委員に降格されたこと。拉致問題解説は、久米裕さんについて。1977年9月17日北朝鮮工作員金世鎬(キム・セホ)によって拉致された。
ふるさとの声は、昨年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録された松本京子さんの兄松本肇さんのメッセージ。
今週の一曲は、朝鮮語はかまやつひろしの「我が良き友よ」、日本語が1975年のヒット曲、小坂恭子の「想い出まくら」、どちらも初登場の曲である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、上下1700Hzのキャリアーをカットすれば、そのジャミングもほとんど気にならないレベルである。火曜日は中国語番組から。後半1400は朝鮮語である。いずれも失踪者の氏名などの読み上げが出ている。
一部のジャミングが出ているのみで、この時間帯もスーパージャミングは止まったままである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、いつもの強さはないが、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。久しぶりにこのメッセージだけが差し替えられた。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、これまでと同じで2013年2月の収録。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」で収録した明弘さんの訴えが代読されている。続いて2013年2月20日兵庫県で開催された「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」で収録した有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、グループサウンズ時代最大のヒット曲である。この番組は2015年3月1日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは全くない、受信状態は良好である。1430と同じ番組である。3月1日と同じ番組で、メッセージの一部が新しい録音に差し替えられている。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、かなり強力なジャミングが出ているが聞き取りは可能である。1330の5985kHzと同じ番組である。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい