1300代の9950kHz、朝鮮語の開始当初は強力であったが次第にダウン。かなりノイジーである。しかし後半は持ち直し受信状態は良好である。ニュース解説は朴槿恵大統領の3・1独立運動式典演説について。
拉致問題解説は先週の続きだ、日本政府パンフレットQ&Aから。
日本人拉致被害者は何人いるのでしょうか?
政府が、北朝鮮による拉致被害者として認定しているのは17名です。このうち5名は既に帰国を果たしましたが、残りの12名については帰国できていないままです。
またこのほかにも、行方不明の日本人のうち、拉致の可能性を排除できない方々も多くおられ、政府は「認定」の有無にかかわらず全ての拉致被害者を一刻も早く帰国させるように、強く求めています。
北朝鮮は拉致を認めたのに、どうしてまだ帰国できない人がいるのでしょうか?
拉致被害者が帰国することにより、スパイ活動など、北朝鮮にとって不都合なことが明らかになるのを恐れているためと考えられています。
例えば、金賢姫北朝鮮工作員は、1987年11月、日本人に成りすまして韓国の航空機を爆破しました。金賢姫工作員は、拉致被害者田口八重子さんから日本語の教育を受けたと証言しています。しかし、北朝鮮はこの事件への関与を認めておらず、事実が明らかになることを恐れて田口さんを帰国させないといわれています。
どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下の三つを実現する必要があります。
まずは、すべての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
そして、北朝鮮が、拉致被害者の真相を明らかにすること。
さらに、北朝鮮が、拉致を実行したものを日本に引き渡すこと。
故郷の声は横田めぐみさんのご両親、横田滋さん横田早紀江さんから、2014年2月1日収録のメッセージ。
今週の一曲は朝鮮語は、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、2008年に登場して以来である。日本語は1974年のヒット曲、海援隊の「母に捧げるバラード」、初登場の曲である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強く受信状態は良好であるが、珍しく同波のFSK波の混信がある。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年11月5日、14日、23日、12月2日、11日、20日、29日、2015年1月7日、25日、2月3日、12日、21日と同じ内容である。