2015年03月02日

3月1日「しおかぜ」

1300代の9950kHz、連日クリアーに聞こえている。ジャミングは全くない。通算398週最後の番組が出ている。
朝鮮語今週の一曲は1976年のヒット曲チューリップの「心の旅」、2009年7月に登場して以来である。日本語は1973年のヒット曲アグネス・チャンの「草原の輝き」、これは2011年に登場している。
若干Pipジャミングの出ているのが確認できるがおおむね受信状態は良好である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、3月1日のやまやからの電波は超強力である。受信状態は極めて良好である。日本語放送から番組開始。ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」はまず山谷えり子拉致担当大臣への要請の内容について。もはや交渉による解決ではなく、自衛隊による救出の具体化。日本にいる工作員の摘発。朝鮮総連ビルからの退去。「しおかぜ」の更なる拡充。国連代表部への拉致被害者救出の要請など。
RFAの報道から、金正恩が2月5日朝鮮労働党創建70周年の10月までに戦争準備をするように人民軍に対して指示を出したと報じていること。労働新聞の報道、金正恩の現地視察について、そこから見えてくるのは北朝鮮内の状況が深刻さを増していること。
続いて救出への道コーナー、2月12日の安倍総理の施政方針演説のうち、北朝鮮問題に関する部分から。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている、昨年の国連総会での北朝鮮人権状況決議意見採択の内容。「しおかぜ」の周波数アナウンスに続き、いつもの緊急放送ISのあと日本への緊急連絡用電話番号FAX番号、住所などが出ている。
3月1日5985kHzでの受信。後半1400の朝鮮語も強力に入感している。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、Pipジャミングがわずかに聞こえる、パラオの電波はクリアーに届いている。しかし日曜日はいつも9930kHzに出ている英語放送がバックでよく聞こえている。逆に9930kHzではこの9960kHzの日本語がよく聞こえている。Angel5(9960kHz)とAngel3(9930kHz)の混線である。
懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。久しぶりに個のメッセージだけが差し替えられた。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、これまでと同じで2013年2月の収録。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」で収録した明弘さんの訴えが代読されている。続いて2013年2月20日兵庫県で開催された「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」で収録した有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、グループサウンズ時代最大のヒット曲である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、受信状態は良好である。1430と同じ番組で、一部故郷の声のメッセージが新しい録音と差し替えられている。これ以外は今までとすべて同じ素材の使い回しである。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、この時間も若干Pipジャミングが出ているがほとんど影響はない。八俣からの電波は強力で受信状態は極めて良好である。先週と同じ番組である。

この記事へのコメント
今夜の5910kHzのしおかぜ、電波がかなり強力でローカル局並みですね。
昨夜の5910kHzの放送は番組前半は電波が弱く聴きづらかったのですが、01:47(JST)辺りから突然電波が強力になって聴きやすくなることがおきました。
聴いてるうちにコンディションが変化するのは短波ではよくあることですが、ここまで思いっきり状態が変わる事は正直あまり経験したことがないです。
アンテナ送信の調整でもしたんですかねー。
Posted by kinakomochi at 2015年03月02日 01:07
当方でも43分から急に信号レベルが上昇しているのが分かります。送信中に調整はないので、伝搬上の変化でしょう。
距離的にも地上波と空間波が微妙に干渉してフェージングが生じています。
Posted by HiroshiHiroshi at 2015年03月02日 18:15
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