1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングの中英語放送が聞こえている。同波のミャンマー放送を抑えてジャミングも強力に聞こえている。
26日の「ふるさとの風」日本語放送は3回の放送、1330、1430そして1600すべて同じ番組の出る日。9950、9960そして9975kHzいずれもジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。
2月27日は拉致被害者久米裕さんの誕生日、今年90歳になるとか。ニュース解説は「日米韓3ヶ国協力」について。
拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題Q&A」の中から。
まず「拉致問題って何ですか?」
1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮が多くの日本人をその意思に反して北朝鮮に連れ去りました。北朝鮮は、長年にわたり日本人拉致を否定していましたが、2002年9月、当時北朝鮮の指導者金正日国防委員長は、小泉総理との会談において、初めて日本人拉致を認め謝罪しました。しかし拉致された日本人のうち、日本に帰国できたのは5名にとどまっています。5名以外の拉致被害者についても、政府はその速やかな帰国を、北朝鮮に対して強く要求しています。
「なぜ北朝鮮は日本人を拉致したのですか?」
第二次大戦後、朝鮮半島は韓国と北朝鮮に分断されました。北朝鮮は自らが主導して朝鮮半島を統一するため、多くのスパイ機関を設立したといわれています。当時の金正日国防委員長は日本人を拉致した理由として、北朝鮮のスパイに日本語を教えるため、また北朝鮮のスパイが日本人に成りすますためと説明しています。
「北朝鮮は拉致問題を解決済みと主張しているがそれは本当でしょうか?」(実際のパンフレットでは嘘ですか)
これまで北朝鮮は、拉致被害者のうち生存している者はすべて日本に帰国させた、残りの拉致被害者は「死亡」もしくは「入境せず」とし、したがって拉致問題は「解決」したと主張してきました。しかし北朝鮮が「死亡」と説明する根拠は極めて不自然で、全く納得のいくものではありませんでした。2014年5月の日朝政府間協議の合意では、北朝鮮側は、「従来の立場はあるものの」すべての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施し、最終的に、拉致問題をはじめとする日本人に関するすべての問題を解決する意思を示したところであり、政府利しては、引き続きすべての拉致被害者の帰国に向けて全力を尽くしていきます。
続いてふるさとの声は、1978年8月12日拉致された市川修一さんへ。お兄さん健一さんからのメッセージは2014年3月の収録である。今週の一曲は1973年のヒット曲、アグネス・チャンの「草原の輝き」、これは2011年以来、久々の登場である。
1457番組終了、後はいつものようにBabcock Musicが流れている。