2015年02月22日

2月21日「しおかぜ」

北朝鮮へ向けての放送は止まることはないが、その逆、北朝鮮からの電波は頻繁に止まっている。むしろ今日は出ていたというのが珍しいのかも。ここからの電波は止まっても何の差支えもない。むしろあの迷惑なスーパージャミングは止まっていてほしい最たるものである。
2日間止まらなかっただけで、19日以降は連日停波を繰り返している。昨年同時期と比べても停波している時間帯が大幅に増加している。

1300の9950kHz「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」ともに信号は強く終始クリアーに聞こえている。21日土曜日は台湾からの電波もスキップは全くない。ふるさとの声は1978年8月12日市川修一さんと一緒に拉致された増元るみ子さんのお姉さん、平野文子さんと松永まさ子さんからのメッセージで2014年10月の収録から。
今週の一曲は朝鮮語が山本リンダの「どうにもとまらない」、日本語はは1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」、これはおよそ2年ぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは全くない、八俣の信号はそれほど強くはない、聞き取りはかなり困難である。後半1400は日本語放送、ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」はまず山谷大臣への要請の内容について。
2月5日のRFAの報道から、金正恩がこの10月までに戦争準備をするように人民軍に対して指示を出したと報じていること。金正恩の現地視察から見えてくる、北朝鮮内の状況が深刻さを増していること。
続いて救出への道コーナー、2月12日の安倍総理の施政方針演説のうち、北朝鮮に関する部分から。
1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている、昨年の国連総会での意見採択の内容。「しおかぜ」の周波数アナウンスに続き、いつもの緊急放送ISのあと日本への緊急連絡用電話番号FAX番号、住所などが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年11月5日、14日、23日、12月2日、11日、20日、29日、2015年1月7日、25日、2月3日、12日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、これより早い1500の9975kHzと1530の9965kHzの朝鮮語ともどもいつものようにクリアーに聞こえている。ジャミングはわからない。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは全くない、さる2月13日に拉致問題担当大臣への要請内容について。もはや話し合いで解決できる問題ではない、自衛隊派遣で救出する手立てはないのか。日本にいる工作員の取り締まり。「しおかぜ」の更なる充実。国連代表部への拉致被害者救出の要請。
1330の5985kHzと同じ番組である。
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