2015年02月09日

2月8日ふるさとの風

2月8日、日曜日の9950kHz、珍しくジャミングが出てきた。台湾の信号もそれなりに強いが、変調の浅いことからかなり聞き取りは困難である。1310過ぎからジャミングも弱くなり、「しおかぜ」と違いローカットされた音声なのでその分聞き易い。通算395週最後の番組が出ている。後半1330はジャミングも消えいつものようにクリアーな受信ができている。
今週の一曲は朝鮮語は皆川 おさむの「黒猫のタンゴ」、日本語放送は1970年のヒット曲Betsy & Chrisの「白い色は 恋人の色」、久しぶりに別々の曲である。

1330の「しおかぜ」は今日も6135kHzへ自爆、内容の聞き取りは全くできない。番組は昨日1400と同じものが出ているはず。
1340からは、去る1月29日に開催された理事会の模様が出ているようだ。制裁解除を元に戻すことや、日本にいる工作員の調査、朝鮮総連の撤退などの報告がなされた模様。1352:23と1423:05に「日本政府からのメッセージ」、来週開催される公演の案内である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。開始直後一瞬停波した、日曜日ということで9930kHzの英語放送が混ざっている。
懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
この番組は2014年11月1日、10日、19日、12月7日、16日、25日、2015年1月3日、12日、21日、30日と同じ内容である。


1600の「ふるさとの風」は9975kHzといいたいところだが、1605に突然停波、9930kHzも同時に停波している。8分後に再開したが英語番組が出てきた。本来なら9930kHzに出るべきTOMが聞こえている、9930kHzは1614に再開した。9975kHzは1614:44にいきなり日本語に切り替わった。その後は放送終了までスムースに聞こえている。

1600の「しおかぜ」は5955kHz、ノイズジャミングらしき雑音が出ており、ほとんど聞き取り不可能である。八俣からの信号も弱い。1618にノイズも収まりルーマニアと混信しながら聞こえ出した。しかしそれもつかの間、1622過ぎにジャミング再来、受信状態は極めて悪い。

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