2015年02月07日

2月6日ふるさとの風

「自由北朝鮮放送」は毎日1230-1330の9330kHzで放送されている。ここも連日ジャミングは全く聞こえない。クリア^な受信が続いている。もちろんすべて朝鮮語放送である。1317ごろから約5分間、「イルボネパラム」の番組の中から、拉致問題解説が毎日放送されている。

1300代の9950kHz、台湾送信も強力に入感している。この時間は毎日同じ番組が出ている。拉致問題インフォメーションは、1月22日国連人権問題担当者が来日、山谷えり子拉致担当大臣を表敬訪問したこと。拉致問題の啓発演劇公演の案内が出ている。この模様は次の日程で短波放送で生中継される。
2月14日(土曜日) 0700-0930(1600-1830JST) 15740kHz
2月15日(日曜日) 0400-0630(1300-1530JST) 15740kHz
ニュース解説は「韓国専門家の見方」について。拉致問題解説は「平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告」の中から、「六者会合」についての部分から。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、1980年ごろヨーロッパで拉致された、当時22歳である。2014年1月21日のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。日本が高齢化社会になったこと携帯電話の機能が格段に進歩していることなど。
今週の一曲は朝鮮語は皆川 おさむの「黒猫のタンゴ」、日本語放送は1970年のヒット曲Betsy & Chrisの「白い色は 恋人の色」、これも初登場の曲で、今週は久しぶりに別々の曲である。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、停電続きの北朝鮮はこの時間スーパージャミングも停波しており、金曜日の朝鮮語放送が弱いながらも聞こえている。朝鮮半島はもとより、八俣の電波もスキップ気味である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない。この時間もパラオからの電波は強力で受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2014年10月30日、11月8日、17日、26日、12月5日、2015年1月1日、10日、19日、28日と同じ内容である。
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