2015年01月30日

1月29日ふるさとの風

29日の9950kHzは昨日とは打って変わり強力に入感している。朝鮮語、日本語放送ともにローカル局並の強さである。拉致問題インフォメーションは2月14・15日、石狩市での啓発演劇公演の案内が出ている。次の時間に生中継される。
2月14日(土曜日) 0700-0930(1600-1830JST) 15740kHz
2月15日(日曜日) 0400-0630(1300-1530JST) 15740kHz
ニュース解説は「朴槿惠大統領の新年記者会見」について。拉致問題解説は「平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告」の中から、日朝協議の部分についての解説。
ふるさとの声は曽我ひとみさんからのメッセージ、2014年3月の収録から、もちろん朝鮮語放送では朝鮮語のメッセージである。今週の一曲は1973年のヒット曲ガロの「学生街の喫茶店」、よく耳にした曲だが、この放送では初めての登場、朝鮮語日本語とも同じ内容である、1357番組終了。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、強烈なスーパージャミングの中に自爆している。全く聞こえない、それでも次第にジャミングが衰え始め、1350辺りから英語放送が聞こえ始めた。その後さらにジャミングは弱くなり1352にはほとんど聞こえなくなった。英語放送がかなりクリアーに聞こえている、1425:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの電波は強力、ジャミングも全くない、受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年10月31日、11月9日、18日、27日、12月24日、2015年1月2日、11日、20日と同じ内容である。
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