2015年01月19日

1月18日「しおかぜ」

18日の地上波ニュースは19歳少年の逮捕で埋め尽くされた。マスコミが喜ぶ映像付の事件だけに飛びついている。怪しげな同級生のインタビューより、親の顔が見たいよ。こんなガキに金をだしている親はどうした。親のことが一切出せないのはまたその筋の人なのか。
1300台の9950kHzは朝鮮語は強力に聞こえていたが、後半日本語放送はスキップ状態、ほとんど受信不可能に陥った。9735kHzのRTI日本語放送は強力に来ており、送信ビームの違いがはっきりと表れている。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、昨日1400と同じ日本語放送から始まっている。ジャミングは出ているが次第に弱く奈路聞き取りはかろうじてできている。世界各地の北朝鮮大使館へのファックス攻勢など、続いて好評だった「しおかぜコンサート」についての総括ともいえる解説。上映が一時取りやめた映画「インタビュー」の顛末など。一般公開前になぜ北朝鮮にその内容が伝わったかなどをデイリーNKの報道から。
RFAの報道からは、北朝鮮のスキー場に関するニュース。1352:27に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この後はいつもの緊急放送IS、日本への連絡用電話番後FAX番号などのお知らせが出ている。後半1400は朝鮮語放送、ジャミングもほとんど聞こえなくなっている。受信状態は概ね良好である。

あずさ2号のジャケット1430の「ふるさとの風」は9960kHz、信号は強い、真冬でも懐かしい日本の歌「たなばたさま」で始まった。日曜日は9930kHzの英語放送がかなり混線している。送信所の設備上の問題なのだろう。反対に9930kHzの英語番組Water of Life Ministriesではこの日本語放送が聞こえている。ジャミングは全く聞こえない、パラオの信号も強く、受信状態は極めて良好である。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2014年1月21日のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿8時発の列車だ。この番組は2014年10月29日、11月7日、16日、25日、12月4日、13日、22日、2015年1月9日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は6110kHz、ジャミングと西蔵の混信で受信状態は悪い。ところどころしかわからない、後半朝鮮語もほぼ同じ状態である。1721:47にジャミング停波。1734:17には6135kHzのスーパージャミングが止まり、6110kHzに出ていたPipジャミングが出ている。
北朝鮮の停電はその後も頻発ししており、6135kHzのジャミングもまさに細切れ送信だ。1月18日、スーパージャミングが出ていた時間は、
~1626:33
1646:05~1734:16
1809:58~1930:18
2009:02~2049:41
2122:1-~
ジャミングの止まっている時間帯もVOFは完全にスキップ、IRIBやVOVしか聞こえない状態だった。これ以外のスーパージャミングもすべて同じ時間に止まっている。


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