2015年01月14日

1月13日ふるさとの風

13日のNHKテレビニュースでは拉致問題にニュースが出ていた。2ヶ月ぶりに講演活動を再開した横田ご夫妻について。有本恵子さんが今年もいない誕生日を迎えたこと。飯塚繁雄さんが山谷大臣と面会したことを伝えている。公園の内容はごく一部しか伝えられないが、これ以上何もないことは分かっているようだ。
1300の9950kHzは今日もクリアーに聞こえている。12月13日に開催された対北朝鮮ラジオ放送シンポジウムでの山谷拉致担当大臣のあいさつが出ている。
この後、東京と石狩市で開催する拉致問題啓発演劇公演についての詳細が告知されている。この模様はまた短波放送で生中継されるという。
1月24日(土曜日) 0430-0700(1330-1600JST) 15740kHz
2月14日(土曜日) 0700-0930(1600-1830JST) 15740kHz
2月15日(日曜日) 0400-0630(1300-1530JST) 15740kHz
ニュース解説は「新年辞を通してみる今年の北朝鮮の核問題」について、ふるさとの声は田口八重子さんへ、対北朝鮮ラジオ放送シンポジウムでの飯塚繁雄さんのメッセージが出ている。朝鮮語日本語放送ともに今週の一曲はない。右のパンフレットは石狩市で開催のもの。
後半1330の「ふるさとの風」はまた信号レベルがダウン、かなり聞きづらくなっている。9940と9975kHzのKTWRは強力に入感している。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングはない、受信状態は概ね良好である。13日火曜日は予定通りに中国語から、後半1400も朝鮮語放送である。月曜日の放送同様、失踪者の氏名が読み上げられている。1355:43に「日本政府からのメッセージ」が出ている。開始時よりも後半のほうが受信状態が良いようだ。ALA330や1530ではその向きによってかなり指向性が現れ、受信状態に差が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。 拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、残された子供はもう40歳にもなる。2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんとお兄さん本田勝さんからのメッセージである。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。 今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、この番組は11月2日、11日、29日、12月8日、17日、26日、2015年1月4日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、若干信号は弱めだがジャミングも聞こえず、おおむね受信状態は良い。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6110kHz、強力なジャミングのためかなり聞きづらい。1330と同じ番組である。中国語、朝鮮語ともにジャミングの陰から聞こえている。1625:40と1655:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。機能は放送中の1653にジャミングが止まってしまったが、13日は1800過ぎまで垂れ流し。
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