2015年01月13日

1月12日ふるさとの風

今日からまた新しい番組である。放送開始以来通算で392週目の放送となるはずだが。先週から朝鮮語放送が3分40秒長く編集されている、日本語は変化なし、これはこの時間台湾送信のみに見られる現象だ。このため1500と1530の放送はけつが切れている。
しかし今日の朝鮮語放送は番組が早く1325:20に終了、あとは延々と終了テーマを流し続けている。1330いつものように「ふるさとの風」が始まった。1月12日は有本恵子さんの誕生日、今年52歳になる。拉致問題インフォメーションは12月18日、EUと日本の共同提案で国連総会本会議で拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害を非難する決議案が採択されたこと。これまでにない最多の国の賛成で採択されたこと。続いて12月13日に開催された対北朝鮮ラジオ放送シンポジウムでの山谷拉致担当大臣のあいさつが出ている。
拉致問題啓発演劇公演を行うという案内。1月24日に東京で、2月14日と15日に北海道石狩市で開催される。この模様はまた短波放送で生中継されるという。生中継のスケジュールは、
1月24日(土曜日) 0430-0700(1330-1600JST) 15740kHz
2月14日(土曜日) 0700-0930(1600-1830JST) 15740kHz
2月15日(日曜日) 0400-0630(1300-1530JST) 15740kHz

ニュース解説は「新年辞を通してみる今年の北朝鮮の核問題」について、ふるさとの声は田口八重子さんへ、シンポジウムでの飯塚繁雄さんのメッセージが出ている。朝鮮語日本語放送ともに今週の一曲はなし、これまで通り1357に終了した。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、今日の八俣からの電波はいつになく強力である。この時間に限らず早い時間帯も超強力に聞こえていた。月曜日はいつもの番組、日本語による拉致被害者失踪者の氏名生年月日、失踪年月日が読み上げられている。
後半は若干信号も落ち、Pipジャミングが聞こえるようになったが影響はない。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。ジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという。
この番組は2014年11月1日、10日、19日、12月7日、16日、25日、2015年1月3日と同じ内容である。番組の最後ではウェブサイトのURLがアナウンスされている。


1600の「ふるさとの風」は9975kHz、連日良好な受信ができている。1430と同じ番組である。10kHz上のRFAよりも信号は強い。

同じく1600の「しおかぜ」は6110kHz、1555にジャミングを出してきた、1330と同じ番組で、失踪者の氏名生年月日失踪年月日などが読み上げられている。1640過ぎにはIRIBが出てくるため混信が強い。放送終了前1653にジャミングは止まった。
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