2014年12月21日

12月20日「しおかぜ」

1300代の9950kHz、20日も強力かつクリアーに聞こえている。ニュース解説は「アメリカの専門家の見方」ついて、米国の北朝鮮に対する見方は変わっていないこと、戦時作戦統制権を韓国に移管するというもので過去にも放送された内容で特に目新しいものではない。
拉致問題解説は、平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告の中から、拉致被害者の認定、および拉致容疑事案等の捜査調査の推進について。ふるさとの声は有本恵子さんへ、有本明弘さんとお母さんの有本嘉代子さんからのメッセージ、2013年2月20日の収録。
今週の一曲は1972年のヒット曲、森昌子の「先生」、過去何回も登場している曲である。朝鮮語日本語放送ともに同じ内容で、この放送は拉致対策本部のオンデマンド放送で聞くことができるが今週の一曲はカットされている。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、Pipジャミングが結構強く聞こえている。しかし八俣の電波もそれなりに強く全く影響はない、受信状態は良好である。0020に発生したデリンジャー現象の反動か近場の電波は強力である。20日は朝鮮語放送から。後半1400は日本語放送、いずれも先週と同じ番組である。北朝鮮について日本で聞かれる疑問について答えている。選挙についての解説。すべて賛成の票しかできない意味のない選挙だがやってますというジェスチャーである。北朝鮮の人民軍についての話など、いまだにミグ戦闘機があるなど博物館化した装備しかない。日本から見た北朝鮮のイメージについて、朝鮮人から見たら、「日本のものであれば犬の糞でもよい」というのが大方の日本に対する感情。金正恩の健康状態について、北朝鮮の将来の夢についてなど。
歌が一曲、拉致被害者の早期救出を願った歌 「空と海の向こう」。北朝鮮人権侵害問題啓発週間にあわせて、拉致問題啓発LIVEツアーを開催している、山口采希さんが歌っている。
1352:56と1422:27に「日本政府からのメッセージ」が出ている。内容はコンサートとシンポジウム開催の告知である。周波数アナウンス、緊急放送ISに次いで日本への連絡用電話番号などが出ている。
20日1400の放送はここで聞くことができます

「しおかぜ」はこの年末に特別番組を放送する。以下、調査会NEWS1731 (26.12.18)より

■「しおかぜコンサート」・年末年始特番について
      専務理事・しおかぜ担当 村尾建兒
 日朝合意以降から政府担当者の北朝鮮派遣に到るまで、事実上失われた半年間を振り返り、あらためて、拉致問題を含む北朝鮮の人権問題は政府に任せてはおけないと痛感し、これまで複数の一般国民から自発的に沸き上がり作られた、拉致被害者救出への思いを切々と綴った心の歌を集め「しおかぜコンサート」を特集番組として制作します。

 国民の総意として拉致被害者救出の強い願いを内外、そして北朝鮮に対して示すため、「脱北者」特集番組、「対北放送」特集番組も合わせて制作し、年末年始に放送を実施します。

○「しおかぜコンサート」音楽特番 
司会 募集中
楽曲
「あなたを忘れない」 増元照明・俊子 ボランティアの皆さん
「蒼明」       高野美幸(特定失踪者 高野清文さん 妹)
「海を越えて」    渡邉葉月
「翼」        藤井秀亮
「無事を祈りて」   — — — —
「ふるさと」「空と海の向こう」 山口采希
「月の砂漠」「荒城の月」「蛍の光」saya
「愛しき子よ」       サネヨシ       演目は変更有

○「脱北者」証言特番
金ハナコさん(4年前脱北) 
榊原洋子さん(10年前脱北) 
キム・スンチョル代表(北朝鮮改革放送)著書より

○「対北放送」特番
・独自インタビュー
キム・ソンミン代表(自由北朝鮮放送)イ・グァンベク代表(自由朝鮮放送)
カン・シンサム代表(開かれた北朝鮮放送)
・ラジオシンポジウム公開収録より
藤田隆司さん、森本美砂さん、飯塚繁雄さん、齋藤文代さん、有本明弘さん、松本孟さん 

○初回放送予定
12月29日 22:30〜「脱北者」「対北放送」特番
12月30日 22:30〜「しおかぜコンサート」
以降、複数回リピート放送

▲現在「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです(日本時間)
夜 22:30〜23:30 5910kHz、5985kHz、6135kHz のいずれか
深夜 1:00〜2:00 5910kHz、5955kHz、6110kHz のいずれか

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは1427に弱いながらも聞こえ出した。 懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始、受信状態は概ね良好である。 拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。1440ごろからジャミングも聞こえなくなった。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年11月5日、14日、23日、12月2日、11日同じ内容である。
1500の9975kHz、1530の9965kHzの「イルボネパラム」朝鮮語、そして1600の「ふるさとの風」は9975kHz、この時間いずれもジャミングはわからない、信号は強く受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は6110kHz、前半朝鮮語は信号も強くジャミングを抑えてクリアーに聞こえている、しかし1625から次第に信号が落ち込んできた。かなりジャミングがピコピコとうるさい、先週並びに1330と同じ番組が出ている。

つくづくと日本は平和だなと思ったのは小生だけではないだろう。スイカが買えなかったとかで食って掛かる人たちの平和ボケした顔、顔。拉致事件など全く無縁の人ばかりだ。15,000枚と言わずに年中みどりの窓口で販売したら高値で売るためにだけ買う人は減るだろうに。

12月18日付の産経ネット版「拉致問題啓発コンサートに相次ぐ疑問の声
やはり思うことは誰でも同じようです。

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