7日1300代の9950kHz、台湾からの電波はまだ強い、386週最後の番組が出ていることになる。ジャミングは全く聞こえない、受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは、北朝鮮人権侵害問題啓発週間に行われる二つの関連行事のふるさとの風コンサートと対北朝鮮ラジオ放送シンポジウムの短波によるライブ放送の周波数アナウンスが出ている。
12月8日、月曜日
「拉致問題啓発コンサート」 0900-1000 15740kHz, 1000-1200 9960kHz
12月13日、土曜日
「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」 0430-0700 15740kHz
11月18日の国連総会で第三委員会で「北朝鮮人権状況決議案」が採択されたこと。毎年決議されているがこれで拉致問題が解決するわけではない。ニュース解説は「崔竜海(チェ・ヨンヘ)特使のロシア訪問」について。崔竜海書記が金正恩第1書記の特使として11月17日から24日までロシアを訪問した。
拉致問題解説は平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告の中から、「拉致問題に対する理解促進についての解説。
今週の一曲は小坂明子の「あなた」、朝鮮語日本語とも同じ曲である、1357番組終了。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングが出ているが、八俣の信号のほうが強い。番組内容の聞き取りは可能である。先週と同じ番組、また昨日1400と同じ日本語放送から出ている。後半1400は朝鮮語放送である。去る11月13、14日の実施された第24回1万キロ現地調査岡山・広島編の模様。失踪現場などで収録したメッセージが出ている。
2001年失踪した松村哲史さんのお父さん哲夫さん65歳からのメッセージ、
1990年代若い女性が数多く行方不明になっておりその中の一人、清水桂子さんの妹さん羽原美喜子さんからのメッセージ、拉致濃厚な一人である。
2002年失踪の和田佑介さん、お母さん執子さん、妹さん淑子さん、昇子さんからのメッセージ、
1980年失踪の藤倉紀代さん・靖浩さん姉弟、お母さん桶谷幸江さんからのメッセージなど。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く無い、懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという。
この番組は2014年11月1日、10日、19日と同じ内容である。