1300の9950kHzで紹介されている、日本政府主導で今年も開催される「ふるさとの風コンサート」、そして「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」は初めて短波でも生中継されることになった。
すでに番組でもアナウンスされているように、15150kHzが0430-0700と0900-1000に使われる。また9930kHzは1000-1200に使われることになっている。
現状を見ると、15150kHzは0600-0700にRFAの中国語が出ている、当然これには中国からの強烈なジャミングが出ている。これでは最後の一時間が全く聞くことができない。この15150kHzがどこから送信されるのか知らないが、周波数選定に問題がありそう。
一方9930kHzはおそらくパラオから送信されるのではと推定できる。土日はこの時間帯も使われているが、12月8日月曜日は1000からの放送はない。仮にパラオ以外からでも問題のない周波数である。
12月8日、月曜日
「ふるさとの風コンサート」 0900-1000 15150kHz, 1000-1200 9930kHz
12月13日、土曜日
「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」 0430-0700 15150kHz
23日の放送もジャミングは全くない、台湾からの電波は強力で受信状態は良好である。上記の拉致問題インフォメーションに続きニュース解説が出ている。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、すでに朝鮮半島からのジャミングは完全にスキップ、ほとんど聞こえない。と同時に八俣の電波もスキップ状態だ、日本語放送から出ている、これは先週並びに昨日1400と同じ番組である。この中でも対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム開催について述べている。1352:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。このメッセージもこれらの行事を紹介している。
「しおかぜ」の周波数は1330-1430が5985、5910、6135kHzのいずれか、1600-1700は5910、6110、5955kHzのいずれかがアナウンスされている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、日曜日はバックで9930kHzに出ている英語番組が混線している。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった、受信状態は良好である。 拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。最後の周波数アナウンスは新しい9975kHzに差し替えられている。この番組は11月5日、14日同じ内容である。