2014年11月19日

11月18日ふるさとの風

1300代の9950kHz、ジャミングは全く聞こえない、朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は良好である。今週の番組では、毎年、北朝鮮人権侵害問題啓発週間に開催される「ふるさとの風コンサート」、そして今回開かれる「対北朝鮮ラジオ放送シンポジュウム」の模様が初めて短波で生放送される旨告知している。
12月8日、月曜日、「拉致問題啓発コンサート」 : 0900-1000 15150、 1000-1200 9930
12月13日、土曜日、「対北朝鮮ラジオ放送シンポジュウム」 : 0430-0700 15150
ニュース解説は「米中首脳会談と北朝鮮非核化」について。拉致問題解説は平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告など。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送ともに同じ、南こうせつ「国境の風」、久しぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、Pipジャミングが出ているがいつもより若干弱いようだ。前半中国語、後半1400からの朝鮮語放送がまずまずの状態で聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの電波は強力、受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年10月31日、11月9日と同じ内容である。





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