2014年11月14日

11月13日ふるさとの風

1300代の9950kHzは依然としてクリアーな受信が続いている。受信状態は朝鮮語、日本語ともに良好である。この時間は一週間同じ番組が出ている。ここ2週ほど今週の一曲は朝鮮語と日本語は同じ曲が使われている。今週は橋幸夫と吉永小百合のデュエット曲「いつでも夢を」が一番だけ出ている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、1320過ぎにジャミングを出してきた。開始帳供御はほとんど受信不可能、次第にPipジャミングも弱くなり英語放送がそれなりに聞こえている。「日本政府からのメッセージ」はいつも周波数アナウンスは9000kHzと実に大ざっぱである。1440にジャミングが止まり、ビルマ語が聞こえ出した。ほかの朝鮮語放送には適当にジャミングを出しているという印象がぬぐいきれないが、この「しおかぜ」にだけはある意味ピンポイントでしっかりとジャミングを出している。まさに拉致は解決済みという北朝鮮の強い意志の表れでもある。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、パラオの電波も若干弱めだが受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は発表している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2013年2月の収録で。お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージも同じ。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」から明弘さんの訴えが代読されている。2013年2月20日兵庫県での「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」から有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」。この番組で最後の周波数アナウンスが新しくなったのは今回が最初である。

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