2014年11月12日

11月11日ふるさとの風

11日の9950kHzもクリアーに聞こえている。信号も強く受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは10月31日の菅官房長官の北朝鮮での会談の結果を発表。何も新たな情報はなかったとの報告である。
ニュース解説は「11月8日、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人二人の解放について」。拉致問題解説は平成25年度拉致問題及び北朝鮮の人権侵害に関する対処の報告書の一部が紹介されている。ふるさとの声は増元るみ子さんへ、友人の松永まさ子さんから2014年10月収録のメッセージ。
今週の一曲は朝鮮語、日本語とも同じで、橋幸夫と吉永小百合のデュエット曲「いつでも夢を」が一番だけ。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、Pipジャミングが出ている、八俣の信号もスキップ状態、受信状態は悪い。火曜日は中国語から、後半1400は朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信憑性も疑わしい。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、残された子供はもう40歳にもなる。2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんとお兄さん本田勝さんからのメッセージである。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。これは従来通りである。
今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、この番組は11月2日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9975kHz、信号は強力、受信状態は極めて良好である。1430と同じ番組が出ている。

11日は1500から9985kHzにも朝鮮語が強力に出てきた。今日から使われだしたRFAの周波数である。ジャミングもなくローカル局並の強さである。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングが強く受信状態はあまりよくない。この時間すでに5890kHzの垂れ流しも6135kHzへ移動し、VOFがまた聞こえなくなった。
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