2014年11月01日

10月31日ふるさとの風

1300代の9950kHz、ジャミングは出ているが弱い、台湾の信号が強くほとんど影響はない。拉致問題インフォメーションは5人が帰国して12年経つ、山谷拉致担当大臣記者会見の模様から。ニュース解説は「韓国軍への戦時作戦統制権移管」について、事実上の無期限延期という形で合意した米韓の定例安保協議会(SCM)の模様から。ソウルの竜山米軍基地を2016年までに京畿道平沢へ移転させる一方で、米韓合同司令部は竜山に残すことを決めた。拉致とは関係のないニュース解説。
拉致問題解説は国連人権調査委員会最終報告書について。ふるさとの声は、増元るみ子さんへ、お姉さんの平野文子さんからのメッセージで2014年10月の収録で最新版である。
今週の一曲は朝鮮語、日本語とも同じで1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」が出ている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、やはり低い周波数だけにあってジャミングのスキップも少なく結構強く感じられる。受信状態は悪い、SINPO42342程度で聞き取り不可能。31日金曜日は朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、パラオの電波も強く受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります

この番組は2014年4月7日、16日、24日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、11日、20日、29日、9月25日、10月4日、13日、22日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。この時間の放送が9975kHzに変更されて以降まだジャミングの聞こえたことはない。出ていると思われるが全く分からない。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、この周波数1500にCRIが開始するが、これと合わせるように1500:35にジャミングが出現している。1600に開始するもジャミングは強く、かつ八俣の電波もそれほど強くはない。朝鮮語が出ているが受信状態は極めて悪い。
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