4日土曜日の1300代、今日もジャミングは全くない、受信状態は良好である。10月は1977年に松本京子さんが拉致された。10月5日は横田めぐみさん50歳の誕生日である。
拉致問題インフォメーションは9月13日日比谷公会堂で開催された「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」に出席した安倍総理のあいさつが出ている。続いて山谷拉致問題担当大臣のあいさつ、この中で特別調査委員会のことも述べているが、すでにこの約束は守られていない。どの大臣も口先でしゃべっているだけ、実行が伴わない。いつまで騙され続けるのか。
ニュース解説は「2030年の朝鮮半島の展望」について。今週の一曲は朝鮮語、日本語放送ともに無し。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、八俣からの信号は強くジャミングをほぼ制圧、朝鮮語放送がよく聞こえている。後半1400は日本語放送、どちらも同じ内容の番組である。さる9月10日、スイス・ジュネーブにおいて拉致問題対策本部主催「北朝鮮による拉致を含む人権侵害に関する国際シンポジウム」が開催され、啓発イベントでのあいさつから。古川了子さんのお姉さん竹下珠二さんからのメッセージ、続いて山谷えり子拉致問題担当大臣のあいさつが出ている。
そして9月17・18日に行われた京都・大阪での一万キロ現地調査23回の模様が出ている。立命館在学中失踪した尾方晃さん、酒井秀俊さんご家族からの聞き取り調査。左京区西京極の工作員辛光洙と一時同居していた朴春仙さんご家族の飲食店で脱北帰国者榊原洋子さん、六十代女性との話など。
拉致問題の日朝協議について。9月19日の北朝鮮に誠意ある対応を求めていくという外務省発表に対し、厳しい批判が出ていることも述べている。北朝鮮に誠意などあるはずもなく、八百屋に言ってウナギを求めるようなものだと強硬な発言も出ている。
1422:26に「日本政府からのメッセージ」が、ジュネーブにおける北朝鮮人権問題のシンポジウムについての新しい内容になっている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは4日も全くない、パラオの電波も強く受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから2014年2月28日の収録のメッセージ、同じく松木照代さんからも2014年2月28日の収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん
2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
春はまだ遠い最果ての ここは北の国
誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年4月7日、16日、24日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、11日、20日、29日、9月25日と同じ内容である。