2014年09月20日

9月19日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」は9950kHz、19日はジャミングが出ている。結構強い、そして台湾からの電波も強い。1320にジャミング停波、受信状態は飛躍的に良くなったが1328により強力なジャミングに見舞われた。1330波「ふるさとの風」日本語放送、内容の聞き取りはかろうじてできる。この時間は一週間同じ番組が出ている。
拉致問題インフォメーションは9月3日の内閣改造で拉致担当大臣になった山谷えり子氏の記者会見での発言が出ている。ニュース解説は「アメリカの専門家の見方」について。
拉致問題解説は原敕晁さんについて、1960年6月ごろ大阪在住で43歳の時、宮崎から辛光洙によって工作船で拉致されたことが判明している。辛光洙は拉致した原敕晁さんに成りすまし、不正にパスポートを取得して日本国内でも工作活動を続けていた。北朝鮮は、1984年田口八重子さんと結婚、1986年に死亡したと虚偽報告をしている。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、2014年2月1日に収録したお兄さん本田勝さんからのメッセージ、八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。今週の一曲は朝鮮語、日本語放送ともに同じで日本の唱歌「ふるさと」が出ている。1357番組終了。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは5kHz下が強く、6020kHzへのジャミングは弱いながらも出ていることはわかる。八俣の電波もややスキップ気味、CNR8モンゴル語が混信している。受信状態は悪い。金曜日は前半後半とも水曜日と同じ朝鮮語放送である。1400以降は混信がなくなりジャミングが目立っている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているがかなり弱くなってきた、同波のFSK波が気になる程度である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さんから2014年2月に収録の新しい内容である。横田早紀江さんからも2014年2月収録のメッセージである。続いて2014年2月に都内で開催された「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」から横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなどの工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、森昌子の「先生」、最初に登場したのは2009年である。この番組は2014年4月1日、10日、19日、28日、5月7日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月9日、18日、8月23日、9月1日、10日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえないが同波のFSK波が強い。受信状態は概ね良好である。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、弱いながらもPipジャミングが出ている。更に八俣からの電波も弱く、ほとんど受信不可能。1605以降もジャミングと互角の勝負、朝鮮語の出ていることしかわからない。
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