2014年09月16日

9月15日ふるさとの風

9月15日、秋田市で「拉致問題を考える国民の集い」が開かれた。最近はこうしたニュースも地上波でもよく伝えられている。間もなく調査報告が出されるという枕詞がつくようになった。管理社会でいまさら何を調査するのか、このまま何も変わることなく月日は流れていくのだろう。
1300の9950kHzはジャミングもなく朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。今週で通算375週目の放送のはず。拉致問題インフォメーションは9月3日の内閣改造で拉致担当大臣になった山谷えり子氏の記者会見での発言が出ている。ニュース解説は「アメリカの専門家の見方」について。
拉致問題解説は原敕晁さんについて、1960年6月ごろ大阪在住で43歳の時、宮崎から辛光洙によって工作船で拉致されたことが判明している。辛光洙は拉致した原敕晁さんに成りすまし、不正にパスポートを取得して工作活動を続けていた。北朝鮮は、1984年田口八重子さんと結婚、1986年に死亡したと虚偽報告をしている。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん本田勝さんからのメッセージで2014年2月1日の収録、八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送ともに日本の唱歌「ふるさと」、後半日本語放送の途中1343にジャミングが出てきた。


1330の「しおかぜ」は6020kHz、本体へのジャミングはわからないが6015kHzのスーパージャミングが強くややノイジーな受信状態である。月曜日はいつもの番組拉致被害者失踪者の氏名生年月日の読み上げである。ここへも1343頃にジャミングが出てきた。後半は八俣の電波もいつもの強さを取り戻し受信状態は回復している。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは結構強い、受信状態はかなりノイジーである。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2014年4月15日、23日、5月3日、12日、21日、30日、6月8日、17日、7月5日、23日、8月10日、19日、28日、9月6日と同じ内容である。
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