2014年09月15日

9月14日「しおかぜ」

9月14日、今日もジャミングはない。1300台の9950kHzは朝鮮語、日本語放送どちらもクリアーに聞こえている。ところが1331にジャミングが出てきた、しかしつぶされるほどの強さはなく聞き取りは十分できている。変調の浅いことも変わりはない。朝鮮語放送今週の一曲は1972年のヒット曲、上条亘彦と六文銭の「旅立ちの歌」、日本語放送今週の一曲は1971年のヒット曲加藤和彦作曲、北山修作詞の「あのすばらしい愛をもう一度」。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは出ていないが6015kHzのスーパージャミングが強い。日曜日は日本語放送から、昨日1400と同じ番組が出ている。この一週間の番組構成をみると、木曜日の英語放送がなくなり朝鮮語に入れ替わったことだ。
新しい拉致担当大臣に山谷えり子参議院議員が就任した安倍内閣改造について。国井えり子さんのお父さんが9月6日に逝去されたニュース。北海道現地調査の再収録された生前の声が出ている。
1980年代から90年代にかけて山本美保さん、河合美智愛さん、今津淳子さん、紺屋淑子さん、林かな子さん、秋田美輪さんをはじめとする若い女性の失踪が相次いで起きたこと。間もなく発表されるであろう声明に期待を寄せる解説など。救出への道コーナーでは日本政府が一括解決を強い姿勢で臨んでいることなど。この冬、被害者全員が北朝鮮で過ごすことのないよう望んでいる。1352:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この中で新しい拉致担当大臣を紹介している。周波数アナウンスに次いで緊急放送IS、日本への連絡用電話番号なども紹介している。
後半1400は朝鮮語放送、これも昨日1330と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出てきたがそれほど強くはない、受信状態は概ね良好である。懐かしい日本の歌「たなばたさま」で始まった。日曜日はいつもバックで9930kHzに出ている英語放送が混ざって聞こえている。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2014年1月21日のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。 今日の一曲はこれまでと同じである。1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿発の列車だ。放送終了までジャミングの出ることはなかった。この番組は2014年5月2日、11日、20日、29日、6月7日、16日、25日、7月13日、22日、31日、8月9日、18日、9月5日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ていない、台湾送信と違い、パラオは変調度もよく受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、開始時はCNR6やCRIの混信がかなりある。ジャミングは全くない、出ていない。1330と同じ番組である。

7530kHzの「殉教者の声」も14日はジャミングがない。停電続きでジャミングも出せない、大いに結構。
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