2014年08月01日

7月31日ふるさとの風

7月31日1300台の9950kHzはジャミングが強い、そして台湾からの電波も強い。内容の聞き取りは十分可能である。ニュース解説は「韓国専門家の見方」について。拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月行方不明に。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明の信憑性も疑わしい。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠蔽しようと偽装工作をしているのに他ならない。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さんのお兄さん市川健一さんからのメッセージが出ている。今週の一曲は朝鮮語はチェッカーズのヒット曲「あの娘とスキャンダル」、日本語放送はなし。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、信号は極めて強い、ジャミングは全く影響はない、受信状態は良好である。木曜日は英語放送が出ている。1355:23と1425:23に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

あずさ2号のジャケット1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950kHzのままだ、パラオの信号は強い。懐かしい日本の歌「たなばたさま」で始まった。しかし1433:30にジャミングが移動してきた。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2014年1月21日のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。 今日の一曲はこれまでと同じである。1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿発の列車だ。放送終了までジャミングの出ることはなかった。この番組は2014年5月2日、11日、20日、29日、6月7日、16日、25日、7月13日、22日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは無い、出ていると思われるが分からない、受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は6090kHz、こちらもジャミングは出ているがほとんど影響はない、いつものピピピッではなく連続ノイズである。八俣の信号は極めて強い。木曜日は英語放送が出ている。
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