2014年07月26日

7月25日ふるさとの風

1300台の9950kHz、いつになくジャミングがうるさい、朝鮮語日本語放送ともに、この州で最も悪い受信状態である。かろうじて内容の聞き取りができる程度である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは全く分からない、受信状態は極めて良好である。25日金曜日は朝鮮語放送である。1430放送終了後ジャミングが垂流しになっているのがよくわかる。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングが出てきたがパラオの電波は強い、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メルソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです
この番組は2014年4月17日、26日、5月5日、14日、23日、6月19日、28日、7月7日、16日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、1430とは打って変わりジャミングが全く分からない、受信状態は良好である。信号強度の割には音量が小さく感じられる。

1600の「しおかぜ」は5985kHz、ピコピコとジャミングが結構強い、しかし八俣の電波も強くほとんど影響はない。1330の5985kHzと同じ番組、金曜日は朝鮮語が一時間出ている。

「殉教者の声」は引き続き7510kHzで聞こえている。
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