1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送はジャミングの中よく聞こえている。台湾の新語が強く比較的受信状態は良い。後半1330は日本語放送、ジャミングはさらに弱くなり受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは拉致問題解決に向けた各団体の安倍総理への要請について。ニュース解説は「中国専門家の見方について」。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月から1994年4月に訂正するなど信憑性は全く無い。トップとの関わりが否定できないことから、亡き者にし帰国させない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん松木照代さんから2014年2月28日収録のメッセージが出ている。朝鮮語、日本語放送ともに今週の一曲はない。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングはいつものように出ているがかなり弱い。八俣の強力な信号で完全にかき消されている。受信状態は極めて良好である。24日木曜日は英語放送が出ている。1355:23と1425:24に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは弱い、パラオの電波もそれなりに強く受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんからで2014年2月28日の収録と新しくなっている。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん
2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
春はまだ遠い最果ての ここは北の国
誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年4月7日、16日、24日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、27日、7月6日、15日と同じ内容である。