17日のNHKテレビのニュースで、在日コリアン三世について放送していた。一世の多くは1910年代に日本へ強制連行され悲惨な生活を強いられた人たちと述べていた。いまだにNHKはこうした嘘を流し情報操作をしている。拉致事件が注目されているこの時期に。
1300台の9950kHz、ジャミングの中朝鮮語で始まった。後半1330は日本語放送、1336にジャミングが止まったが40秒後に出てきた。その後も断続的に停波を繰り返している。拉致問題インフォメーションは7月4日の北朝鮮による特別調査委員会立ち上げに関し、3日に行われた菅内閣官房長官の会見における発言が出ている。ニュース解説は7月7日発表の北朝鮮政府声明の内容について。
拉致問題解説は田中実さんについて。1978年8月在日朝鮮人に騙されて北朝鮮へ連れ出されそのまま行方不明になった、当時28歳である。
ふるさとの声は松木薫さんのお姉さん斉藤文代さんから2014年2月28日収録のメッセージ。朝鮮語、日本語放送ともに今週の一曲はなし。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、昨日から周波数変更されている、ジャミングは無いが6003kHzのサイドが広くノイジーな受信状態である。17日木曜日は英語放送である。後半はジャミングのスプリアスも弱くなり受信状態は極めてよくなってきた。1355:23と1425:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはあるがパラオの電波も強い、懐かしい日本の歌「汽車」で始まったが1432:10に突然停波。むなしくジャミングだけが唸りを上げている。143335に再開、その後も数回寸断を繰り返している。送信機のトラブルというより、電源の供給に問題があるようだ。
拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明の信憑性も疑わしい。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠蔽しようと偽装工作をしているのに他ならない。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんとお兄さん本田勝さんからのメッセージである。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。これは従来通りである。
今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、この番組は4月9日、18日、27日、5月6日、15日、6月11日、20日、29日、7月8日と同じである。