2014年07月14日

7月13日「しおかぜ」

日経が二度にわたって生存者リストなる記事を書いて問題になっている。業界ヨイショの新聞がなぜ今になり拉致事件を書くのか。30年前に書くならまだしも今この時期に足を引っ張るような記事を書く意図は何か。北朝鮮との交渉は駆け引きだ、マスコミの体質が問われる。

そんな13日も放送は淡々と続けられている。1300の9950kHz、ジャミングは相当強い、朝鮮語日本語放送ともに365週最後の番組が出ている。内容の聞き取りは十分できている。今週の一曲朝鮮語はチェッカーズの「ジュリアにハートブレイク」、2012年10月以来の登場。日本語放送は1974年のヒット曲あいざき進也の「気になる17歳」が出ている。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、受信状態は良好である。昨日1400と同じ日本語放送が出ている。ニュースと解説番組「日本海にかける橋」である。日朝政府間協議と特別調査委員会について。北朝鮮側から発表されたその内容が詳しく紹介されている。7月4日に日本国内でもその内容が発表された、その時の国内の様々な動きについても述べている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているがパラオの信号も強く受信状態は概ね良好である。懐かしい日本の歌「たなばたさま」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。ふるさとの声は石岡亨さんへ、2014年1月21日のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。 今日の一曲はこれまでと同じである。1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿発の列車だ。意図しないで旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。
この番組は2014年5月2日、11日、20日、29日、6月7日、16日、25日と同じ内容である。
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