2014年06月22日

6月21日「しおかぜ」

1300台の9950kHz、強いジャミングの中朝鮮語と日本語放送が出ている。内容の聞き取りはかろうじてできる。この時間は毎日同じ番組の繰り返しである。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは6015kHzからの影響があるが概ね受信状態は良好である。ただしこれも下側がカットできる受信機で聞いた場合のこと、21日土曜日は朝鮮語放送から出ている。先週と同じ番組、日朝政府間交渉の合意書が発表されたされたこと。
去る6月4~6日に実施された1万キロ現地調査第21回の模様は1330の「しおかぜでも放送された。前半は朝鮮語放送、1352:52に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400は日本語放送が出ている。日朝政府間協議の内容についての解説。続いて6月4~6日の北海道での現地調査について。稚内、江差、興部、北見、下川、網走などで調査。当日現地で収録した、失踪者家族などのメッセージが出ている。
斉藤裕さんのお姉さんなどからのメッセージが出ている。紙谷慶五郎さんの娘さん北越裕子さんからのメッセージ。同じく 紙谷圭剛さんの同級生鈴木辰治さんからのメッセージ。
山形キセさんへ、妹さん伊勢フサさんからのメッセージ。 国井えり子さんへご両親からのメッセージ。
以上道北地方での失踪者家族のメッセージが放送された。北海道でも1970年前後数年間の数多くの人たちが行方不明になっている。
救出への道コーナーは現地調査に同行した事務局長の増元さんの話。声明発表直後ということから多くのメディアが取材に同行したことも話している。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはかなり強い、更にピロピロとFSK波がうるさい、ダブルパンチである。しかしパラオの信号は強く聞き取りは十分できる。
懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で確認された。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなどトップとの関わりが否定できないことから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さんから2014年2月に収録の新しい内容である。横田早紀江さんからも2014年2月収録のメッセージである。続いて2014年2月に都内で開催された「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」から横田早紀江さんの訴え。
今日の一曲は1972年のヒット曲、森昌子の「先生」、最初に登場したのは2009年である。終盤はジャミングも止まりクリアーに聞こえている。この番組は2014年4月1日、10日、19日、28日、5月7日、25日、6月3日、12日と同じ内容である。

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