2014年06月20日

6月19日ふるさとの風

1300の9950kHz、強力なジャミングが出ており、受信状態はかなり悪い。かろうじて聞き取りはできるがかなり苦しい。朝鮮語、日本語放送ともに聞きづらい。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、木曜日は英語放送が出ている。5kHz下のジャミングでノイジーな受信状態だが概ね良好である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、激しいジャミングの中聞き取りはできるがうっとうしい。懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです
この番組は2014年4月17日、26日、5月5日、14日、23日と同じ内容である。4月17日放送分から最後の周波数アナウンスが差し替えられている。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く無い、総じてこの1600台の受信状態は良好である。1430と同じ「肩たたき」で始まった。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは出ているが弱く全く影響はない。木曜日は英語放送が出ている。1700終了後はCRIの英語放送がこれまた強力に聞こえている。これより早い1500台6085kHzではRTIのDRM放送が出ていた。

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