2月5日の受信状態も昨日と大差はない。1300の「しおかぜ」は6085kHzにジャミングが出ているが聞き取りは十分可能である。7280kHzへのジャミングはない、わからない。金曜日は朝鮮語放送である。
1405の6070kHzもジャミングでちょっと聞きづらい。7270kHzも弱く聞き取り困難である。八俣からの電波はここではスキップゾーンに入ってしまうようだ。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9705kHzが強力である。S9+30dB以上で入感している。7295、5895kHzも概ね良好である。
「ふるさとの風ニュース」は12月21日「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」から加藤拉致問題担当大臣に要望書が提出された。会長の黒岩祐治神奈川県知事と会長代行の花角英世新潟県知事の挨拶が出ている。
黒岩会長は、「今年は有本恵子さんのお母様の嘉代子さん、そして横田滋さんもお亡くなりになられた。願いが実現できないままにこうなってしまったことは非常に残念な思いだ。ご家族は非常に高齢化されておられ、時間が無いので、政府は全力を挙げて取り組んでいただきたい。」と述べた。
次に花角会長代行は、「政府の取組を応援するために、県民世論を喚起する意識啓発をしっかりとやっていく。一刻も早く目に見える成果を出していただけるように努力をお願いしたい。さらに、拉致の疑いがある特定失踪者についてもぜひしっかりと調査を進めていただきたい。」と述べた。これに対し加藤大臣は、
「今年は有本嘉代子さん、そして横田滋さんが、それぞれのお嬢さんとお会いしていただくことなく亡くなられてしまい痛恨の極みだ。また、2002年に5人が帰国して以来、約20年近く経とうとしているが、一人の帰国も実現できていないことを申し訳ないと思っている。
拉致問題は、菅内閣においても最重要課題と位置づけており、国が先頭に立って解決していかなければならないという姿勢をしっかりと堅持している。
日本と北朝鮮で一緒に明るい未来を担っていくためにも、相互不信の殻を破って、核・ミサイル・拉致の問題を解決し、不幸な過去を清算し国交正常化を目指すことが、拉致問題担当大臣の使命だと思っており、政府としても、引き続き北朝鮮に対して直接的な働きかけをしていきたい。
国民の皆さんからも、この拉致に対する怒りと、拉致被害者の一日も早い帰国の実現に対する強い意志を示していただくことが、問題解決の力強い後押しになる。『知事の会』の皆さんのリーダシップによって全国各地で拉致問題の理解と関心を高める活動に取り組んでいただいており、コロナ禍でも対策に腐心されながら、取組を継続していただいていることに感謝を申し上げたい。政府としても全国各地で特に若い世代も含めた啓発に取り組んでいきたい。
また国際的な関係では、国連の場でも北朝鮮の人権状況について協議され、我が国政府の働きかけにより、共同声明に拉致問題の早期解決の重要性が取り上げられ、拉致被害者の即時帰国を強く求める内容を含む決議が採択された。総理も、バイデン次期米国大統領をはじめ各国首脳との電話会談の際に拉致問題への理解を求め、連携を図っていくことを要請している。
我々は、ご高齢であることを考えるともはや一刻の猶予もならないとの思いをしっかりと認識しながら、すべての拉致被害者の1日も早い帰国の実現に向けて、刻々と変化する北朝鮮を取り巻く状況をしっかりと捉え、あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでいきたい。
総理自身も条件を付けずに金正恩委員長と向き合う決意を累次申し上げているところだが、政府として引き続きそうした姿勢で取り組んでいくので、『知事の会』の皆さんから引き続きご支援をお願いしたい。」
ふるさとの唱歌コーナーは「子守歌」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は、たまの「さよなら人類」が半年ぶりに出てきた。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。
1348に日本への連絡先アドレス、周波数などがアナウンスされている。1357終了である。5日はこのあと1430の「ふるさとの風」も同じ番組である。そして1457にアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。
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