2020年09月02日

CRI停波中

中国浙江省蘭渓市にある「金華游埠831送信所」からの500kW送信一台が9月1日から停波している。このため日本語放送もこの一波が出ていない。年に一度は停波するようで、おそらくメンテナンスのためであろう。

止まっている周波数は、
2200-2353 13640
2358-0053 11780
0058-0653 15160
0700-0857 11640
0900-0957 7430
1000-1257 7325
1300-1600 7410

  
Posted by Hiroshi at 18:43Comments(0)Taiwan/China

2020年09月02日

9月1日「しおかぜ」

9月1日、CRI日本語放送の周波数一波が出ていない。7325、7410kHzがお休みである。
1300の「しおかぜ」は概ね良好である。ジャミングの中八俣の電波が優勢である。火曜日は日本語放送で失踪者・拉致被害者家族から寄せられた肉声による呼びかけが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌が披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。

1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日、8月20日、9月10日、10月1日、22日、11月12日、12月3日、24日、2020年1月21日、2月11日、3月3日、5月5日、6月16日、7月28日と同じ内容である。家族のメッセージは2006年に収録されたもの。

1300代の朝鮮語と日本語放送、昨日から新しい内容である。朝鮮語番組は早くに終了、5分以上も終了テーマが流れている。それに次いで日本語の開始である。
今週の一曲で歌われた白木まち子さんの「みんなで待っているんです」は4番の歌詞を朝鮮語に変えての登場である。「ふるさとの風」ではこれまで朝鮮語という言葉を避けてきたが、今回はそうでもないようだ。

1430の「ふるさとの風」は各波良好である。11995、9560、9450kHzがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。この番組は2020年8月22日と同じ内容である。

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2020年09月01日

8月31日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、各波良好である。今日からまた新しい内容である。8月22日茂木外務大臣はカンボジアを訪問フン・セン首相を表敬。
 茂木大臣から、両国間で、感染再拡大の防止と両立する形で、ビジネス上必要な人材等の往来を段階的に再開していくことが重要であり、今般、入国後14日間の自宅等待機は維持しつつ、双方向の長期滞在者の往来を可能とする「レジデンストラック」を9月上旬にも開始したい、またカンボジアからの国費留学生の早期入国を認める旨述べたのに対し、フン・セン首相から賛意及び感謝の意が示されました。また、茂木大臣から、シハヌークビル港や国道5号線の開発は、南部経済回廊の連携性を高め、「自由で開かれたインド太平洋」を促進する重要な事業であるとして、今後もカンボジアの経済発展を力強く後押ししていく旨述べたのに対し、フン・セン首相から日本からの支援に対する謝意と期待が述べられました。
 さらに、茂木大臣から、日本として、若手政治関係者招へいを含め、カンボジアの民主的発展を今後も支援する旨述べました。これに対し、フン・セン首相からは、民主的発展に向けたカンボジア政府の取組を説明するとともに、日本の協力に感謝する旨述べた。、

ふるさとの唱歌は「ハブの港」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は白木まち子さんの「みんなで待っている」。日本語は、1979年のヒット曲ツイストで「燃えろいい女」、この8月一週にも出たばかりである。
「古さ路の声」は7月16日、櫻井柏崎市長が内閣官房拉致問題対策本部事務局を訪問し、市長より北朝鮮による拉致の早期解決を求める要望書を受領、同市長の挨拶が出ている。
続いて、去る6月29日から一週間放送された白木まち子さんの「みんなで待っているんです」が4番を朝鮮語に変えうたわれている。

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzが聞こえている。ジャミングは弱い。月曜日は拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。31日に出ている番組は8月3日と同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は6090と7325kHzの2波が聞こえている。ジャミングは弱くほとんどわからない。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが強力かつクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「汽車」が出ている。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月の共同公開収録したメッセージ。そして2019年1月の共同公開収録から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。今週の一曲でも幾度か登場している。この番組は2020年8月21日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze