29日は日本国内各紙が一斉にこんなニュースを伝えている。人質がさらに人質になったというわけか。それでも日本政府は何もせずボーとしているだけだ。
「めぐみさん娘、厳しく監視」 正恩氏指示の情報
韓国の北朝鮮拉致被害者家族でつくる「拉北者家族会」の崔成龍(チェソンヨン)代表は二十九日、日本の拉致被害者、横田めぐみさんの娘キム・ウンギョン(ヘギョン)さんについて、平壌近郊に居住し、金正恩(キムジョンウン)第一書記の指示で、厳しい監視を受けているとの情報を北朝鮮内部から得たと明かした。
崔代表は記者会見で、「ウンギョンさんは当局の監視下で、自由がなく束縛された状態。金正恩(第一書記)が日本(との交渉)を想定するとき、常に人質として考えているためだ」と述べた。
北朝鮮の内部情報に詳しい崔代表は昨年七月、韓国の月刊誌上で、ウンギョンさんは大学卒業後、金第一書記の名を冠した「金正恩師団」に入ったと明かし、「軍隊か他の組織なのか分からない」と指摘していた。
韓国では、一九八五年に夫に従って北朝鮮に亡命後、政治犯収容所に入れられた、との情報もある申淑子(シンスクチャ)さん(69)と娘二人の救出運動が続いている。崔代表は現在三十歳代になる娘二人についても「ウンギョンさんと同じ地域で厳しい監視を受けている。国連や韓国相手に利用するためだ」と語った。
申さんと娘二人は韓国で日本の横田めぐみさんのような拉致被害者救出運動の象徴的存在。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは出ているが弱いためほとんど影響は無い。29日火曜日は中国語が出ている、後半1400からは朝鮮語、いずれも失踪者の氏名が読み上げられている。1425:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは相変わらず9950kHzへ垂れ流し状態が続いている。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「お馬」、拉致問題解説は松本京子さんについて。1977年に行方不明に、2006年11月20日に11人目の拉致被害者に認定された経緯など。
ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージは、2011年10月19日収録と、同年11月9日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」での収録、同じく12月11日東京で開催の政府主催「拉致問題シンポジューム」での訴えから。同僚だった友人などからは、2007年の収録で過去放送されたメッセージが出ている。
今日の一曲は、1978年のヒット曲、アリスの「冬の稲妻」、この番組は3月27日、4月5日、14日、23日、5月2日、20日と同じ内容である。
1600の9780kHzもクリアーに聞こえている。VOAの混信はほとんど分からない。