A09スケジュールで顕著なことがある。
それは7200kHz以下の国際放送局やインドなどの地方局が、7300kHzを中心に大移動をしていることだ。
これは世界無線通信会議(WRC-03)の決定によるもので、ヨーロッパ、アフリカ、アジア太平洋地域の7MHzハムバンドに100kHz幅の周波数が追加され、2009年3月29日に発効するため。(南北アメリカは従来から7300kHzまでハムバンド。)
すでに中国は7120kHzを7445kHzへ3月1日から移動している。ロシアの声日本語も7265、7380kHzを、イラン、トルコなども7300kHz以上を使用するようになる。これでこの夏スケジュールで、7200kHz以上は今以上に混雑し、大混線になりそうである。
25日1500現在までに判明しているA09スケジュールで7200kHz以下を使っている局はない(台湾・北朝鮮を除く)。