かつては世界最大規模の海外向け放送を行っていましたが、今は最盛期の3分の1にまで縮小されています。
むしろ外国局を中継している時間のほうが多いくらいかもしれません。
そんなロシアの声は、自国からの送信が殆んどですが、CISからの送信以外にもいくつかの国から中継されています。ひょっとしたら旧ソ連時代から中継されていたのではないかと思われるのが中国からのインドネシア語というのがありました。
今はこれが英語になり毎日1時間だけ1500-1600に9660kHzが出ています。陝西省宝鶏市(Baoji)から送信されています。このほかにも中波603kHzのベトナム語(1200-1300)、1323kHzの朝鮮語(1400-1500)、1269kHzがあります。
これ以外の中継はいつもあちこちから情報が出ていますのでよく知られているところです。しかし全て北米向けのためまず聞こえることはないでしょう。
ドイツ、バチカンに続いて11月1日からロシアの声としては初めて仏領ギアナからの中継が始まりました。北京放送の中継がなくなった替わりに出てきたのでしょう。CRIのときも時々聞こえていましたので根気よく狙えばVORのギアナ中継が聞こえるかもしれません。