2006年12月30日

アナログ放送

今行なわれている短波放送もそのほとんどはアナログ、一部ユーロ諸国などで短波のデジタル放送も行なわれている。
オランダはアナログテレビの放送を11月末に止めた。フィンランドは12月31日で短波放送をすべて中止する、以降インターネット、衛星放送に引き継がれる。
一方日本国内はどうか、VHF帯を使ってデジタルFM放送が細々と試験電波を出している。しかしテレビ放送はまだアナログ全盛である。地上デジタル放送に切り替えるべく普及活動が盛んである。
かねてから予定されていたようにアナログチューナー内蔵のテレビ、ビデオ、DVDがすべて生産中止となる。既にこの年末VHSデッキは品切れ状態だった。その反動か地デジ内臓のDVDレコーダーがバカ売れ、どれも品薄状態である。
とりあえずこれがあれば4:3テレビにつないでデジタル放送が見られるわけである。ただ操作性の面で多少面倒はあるがこれでもデジタル化への第一歩といわんばかりである。
こんな影響からか、この年末は10年前後経ったテレビ、ビデオデッキの修理が例年よりも多かった。まだまだ一般庶民に、デジタルテレビは高嶺の花のようだ。来年には地デジだけ受信する普及型のチューナーも発売されそうだ、データ放送なし、BSもなしと言ったものだ。つなぐテレビにD端子はないが、これだけは付けるとか。
Posted by Hiroshi at 00:51│Comments(0)
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