2006年12月05日

11750kHz

毎日0900UTC、日本時間ではもう暗くなっている午後6時、この11750kHzが混戦模様である。言うまでもなく中国の妨害用放送「中国之声」が違う場所から少なくとも二波を同時にジャミングとして出しているのが聞こえている。
この中国語のバックで聞こえるのは朝鮮語、中国が朝鮮語の放送をここまで妨害することは過去に例がない。しからばなぜ妨害しているのか、それはこの放送の中身にある。中国にも朝鮮族はかなりの数居住している。その朝鮮語で「希望之声国際广播電台」が出ているからだ。
連日、中国人には決して聞かれたくない番組内容だからである。一方で、中国の放送はいまや世界中の国から放送されている。しかし海外からの放送は一切聞かせない超閉鎖国家である。こう言った現実も日本のメディアは何も伝えようとはしない。
中国の短波放送は自国の放送の3倍以上の送信機を使い妨害電波を出し続けている。
希望之声国際广播電台SOHの朝鮮語のウェブサイトによれば、放送は10月から始まったようだが、音声ファイルは7月分からアップされている。
番組表からも、中国にしてみたら当然聞かせたくない内容だ。
Posted by Hiroshi at 18:40│Comments(0)
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