2020年04月29日

4月28日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが出ている。6040kHzのジャミングは幾分弱く聞き取り可能である。火曜日は日本語放送から、先週と同じ番組で、3月の土日に放送された番組の再放送である。
「新型コロナウィルス・武漢肺炎の北朝鮮における感染」について、北朝鮮は感染者は一人もいないと主張しているが、中朝国境が閉鎖され、死者も出ており、物価が高騰しているとされる。北朝鮮内部でも実際にどれだけ感染者がいるのか把握できていないという。2月29日付労働新聞の報道について述べている。3月16日現在の各国の感染者数などが出ている。
「日本政府の拉致問題への対応」について。さる12月14日、特定失踪者問題調査会が、菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣に要望書を提出、それに対する3月10日の回答などが出ている。拉致被害者救出に自衛隊を使うことは現時点では憲法上の制約から困難である。
救出への道コーナーは増元照明さんから、三寒四温の中、終息を見ないコロナウィルスについても述べている。
「日本政府からご家族の声」は市川健一さんから2019年5月の収録のメッセージが出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は、各波強力である。昨日から新しい内容の番組である。この番組が一週間続くことになる。「ふるさとの風ニュース」は4月17日安倍総理の記者会見の内容が出ている。
「ふるさとの唱歌コーナー」は荒城の月。今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、GO-BANG'Sの「あいにきてI・NEED・YOU」とチェッカーズの「夜明けのブレス」の2曲が出ている。今年1月と同じ選曲である。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。今年3月登場している。
「ふるさとの声」は重大な人権侵害である北朝鮮の拉致問題解決の重要性を「命の授業」として扱っている立川第七中学校生徒とその卒業生らの発言が出ている。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁男さんから、2020年1月に収録したメッセージである。

ジャケット1430の「ふるさとの風」も3波とも良好である。タシケント送信の11995kHzはいつも変調が浅い、音声が信号強度の割には小さい。9560、9450kHzは強力である。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している曲である。この番組は2020年4月4日、14日と同じ内容である。周波数は各時間台湾送信一波がアナウンスされている。

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