2016年02月04日

2月3日ふるさとの風

1300の9950kHz、昨日に次いで強力な入感である。しかし1307頃から急降下、下からの突き上げも加わりノイジーな受信状態となった。拉致問題インフォメーション、ニュース解説、拉致問題解説は田中実さんについて。1978年(昭和53年)6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人により、言葉巧みに誘い成田からウィーンに出国させ、その後、北朝鮮に拉致したものである。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。
ふるさとの声は松木信弘さんからのメッセージで2015年2月24日収録である。今週の一曲、日本語放送は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、これは4年ぶりの登場である。この時間は毎日同じ内容である。

1300の「しおかぜ」は7400kHz、CRIの混信は比較的弱い。水曜日は前半、後半とも朝鮮語放送である。八俣からの電波は強く、受信状態は良好である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの電波は強く、受信状態は極めて良好である。今週もこの時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、2月3日で119回目の再放送である。この番組は昨年9月19日、土曜日からこの時間に放送され続けている。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、1500の朝鮮語に続きパラオからの電波は強い、ジャミングも聞こえない。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。最近も工作員逮捕というニュースもあった。現行法では北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などでも登場している。この番組は2015年9月30日、10月9日、18日、24日、11月5日、12月2日、11日、20日、29日、2016年1月7日、16日。25日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、弱いPipジャミングが出ているが、八俣の信号も弱い。朝鮮語放送が出ているが受信状態は悪い。
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